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2008-01-05 Sat 21:00
ぼくは街を歩いていた。
まるで世界の全てから色が失われたような喪失感に打ちひしがれて・・・ ぼくは立ち止まり空を見上げた 「エミリ……」 ぼくはもう戻ってこない妹の名を呟いた。 ぼくが生まれたのは寂れた村だった。 山の上にあるため水を汲んでくるのにもかなりの距離を歩かなければならない。 ぼくは、桶いっぱいに汲んだ水を運んでいた。 重い 僕は家に着いた安堵感で思わず桶を地面に置いた バシイッ 「そんなこともロクにできないのかい!」 それを見ていた女が、駆け寄ってきて僕を殴り、叱責(しっせき)した。 ぼくはゆっくりと視線を上げる 見上げた女の顔は、忌まわしいものでも見るかのように僕を見下ろしていた。 「なんだい、その目は、文句でもあるのかい」 ぼくはすぐ目を逸らし桶を持ち上げてまた運び、いつもの場所に置く。 「ほら、済んだら飯だよ、とっとと食って働きな」 母がぼくを呼び、犬の餌のほうがマシのような質素な食事を地面に置く。 豆の水煮だ。 ぼくはそれを口に運んだ。 こんなものを食べても力など出ない。 ガシャン 豆の入った皿が突然ひっくり返される。 僕が皿を蹴った主を見ようとしたとき、僕の顔を衝撃が襲い、僕は半ば吹飛んだ。 やっと皿をひっくり返し僕を蹴り飛ばした男の姿が目に入る。 無精髭を生やし目は血走っている、顔色は悪く、手は震えている。 「おいオメェ……俺の酒が切れてるってのに飯を食ってるとは何事だ、とっとと酒を買って来い、さもねえとお前の妹犯しちまうぞ」 男はゆらゆらと体を揺らしながら喚く。 ぼくは男を睨みつけた。 「なんだぁ、その面は……お前、父親の言うことが聞けねえってのか」 男の目つきが鋭く、そして好色なものに変わる。 ぼくは口の端から流れた血を拭う。 「お兄ちゃん、大丈夫?」 ぼくの処に少女が駆け寄る。 「大丈夫だ、エミリ……家の中に戻りな」 ぼくは言って少女に微笑みかけた。 少女の名はエミリ、ぼくの妹だ。 年は今年で十歳になる。 「酒……買いに行ってくる」 ぼくが言うと男が懐から金を出しぼくの方にぞんざいにほうった。 ぼくはそれを集めて立ち上がり家を後にした。 ぼくの名はアレン、年は13歳。 ぼくを殴った女は紛れもなく僕の母さんだ。 父親と名乗ったあの男は本当の父さんじゃあない。 ぼくの本当の父さんは八年程前に死んだ。 今、ぼくの父さんだと名乗っているのは母さんの再婚相手だ。 あいつが来てから、母さんは僕に辛く当たるようになった。 あいつ自身もぼくに平気で暴力を振るった。 それからというもの僕は家の中にも入れてもらえなくなり、質素な食事を与えられ重労働をさせられた。 ぼくは逃げようと思えばいつでも逃げることが出来たが、しかし、それは出来なかった。 妹のエミリがいるからだ。 エミリは元々病弱で普段動くのも体に障る。 そんな妹をこの家に一人置いておくわけにはいかなかった。 もし妹に何かあろうものなら、ぼくはあの獣のような男を殺す覚悟を決めている。 ぼくが酒を買って家に戻ると、黒い服を着た男と両親が話をしていた。 ぼくは慌てて物陰に隠れてその内容に耳を傾ける。 「あの器量ならその手の趣味を持つ人間に高く売れますよ」 「そうですか……よろしくお願いします」 聞きなれない声に母が答える。 「これで当分金にはこまらねぇな」 ぼくの父を騙る男が言って下品な笑声を漏らす 「では、また後日伺います」 黒服の男は言って立ち去っていったようだった。 ぼくは暫く動くことが出来なかった。 家の軒先であいつらは妹を売る算段をつけていたのだ。 ぼくは拳を握り締め、決意を固めた。 いやあ、しょっぱなから逆の意味ですごい人たちでたね; すみません; 昨日からPCの調子が悪い; 再セットアップしたけど; これで通算5回目くらいの再セットアップ; その後なぜかPCでメールが送れない;;; 寿命か? ![]() ↑一日一回ポチしてください ↑さらにこちらも一日一回……; ![]() ネット小説ランキング>異世界FTシリアス部門>「アンジェリカ」に投票 ↑ネット小説の人気投票です。投票していただけると励みになります。(月1回) ↑一ヶ月に一回こちらも。(あつかましい) 次へ●第三節2 友達(ともだち) 前へ●第二節 エピローグ 旅立ち(たびだち) トップページへ ここから少しレイアウトを変えてみたり; |
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PC危険な兆候ですね。
うちも古いノートに、ワードと一太郎を両方いれたら、さんざんけんかしたあげく、お亡くなりに…(T-T) そして、銀蛇さんの新作…不幸度がさらにグレードアップーっ!(笑) うちの記事をスゴイ展開とつっこんでおきながら、はるかに上をいってますよー(笑) これは、すごい!続きが楽しみです。 しかし…個人的な事情で申し訳ないですが、 週明けからタイムスケジュールがかなり変わるため、 しばらくリンク先に遊びに行くのはお休みします〜(><); なので、そのあいだは銀蛇さんの巡回リストから外してもらってOKです。 それにしても、やっぱり銀蛇さんは小説が上手ですねぇ。 ネット仲間の石和さんも上手だし、二人ともがビッグな作家になれたらスゴイですね。 では、これからも一読者として応援させていただきます^^ PC壊れる前にここんちの大人をどうにかしないとね…(=^・・^=)趣味の人が高く買い取っちゃいますよー。
最近、小説よりもブログ弄りするのも結構楽しいことに気がつきました。 ↑ (こいつもどうにかしないと.。o○) なんかもの凄い家族関係ですね〜…
しかし、悪は必ず痛い目にあう!というか死…(ry 今後の展開に期待ですw 銀蛇さん、おはようございます。
のっけから深刻なタッチですね。まさかエミリーは売られちゃった? 冒頭のアレンの語り、とても気になります。 実の母親なのにこんなろくでなしの亭主の言いなりだなんて、よほど深いわけがあるのでしょうか―― うん、今年なんかみんなPCおかしくなってるね(=ω=;)
俺にしかり美由希sにしかり水銀sにしかり…。 うわぁ、俺ちゃんとした家に生まれてよかった(=ω=;) PCの調子が悪いのですか……うちのも一回仮死状態になりましたが、それとは少し違うようですね;
そして開始早々、凄い展開ですな! ダークネス!! 見事に引き込まれました。 続きが楽しみです^^ まずコメ返し遅れてすみません。
少し体調を崩してまして……;;; PC、今度ばらして大掃除してみます; エアダスター買わないと; 「うちの記事をスゴイ展開とつっこんでおきながら、はるかに上をいってますよー(笑)」 >いやいや、Michiさんのほうもすごいですよ。 それは残念です; でも遊びに行きます(をぃ そして、ビッグになりたい……いや、なってやるぅ(自分で言っておいてかなり恐縮; これからもお付き合いください。 私もMichiさんを応援しておりますのでww う〜ん、確かにこういった人たちどうにかなりませんかねぇ。
ブログいじりも楽しいですよねw 腐れた人たちはとことん腐れたように書くスキルを身につけております(をぃ
うーん、多分皆さんの想像している方向とはまったく別の方に物語はいくかと; エミリはまだ売られてません、ご安心をw
アレンの語りがこれからの物語の鍵です。 結婚するとなぜかダメなほうに引っ張られるという話を聞いたことが…… 相手はよく見て選ばないといけませんねぇ。 の、ようですね、私の知人もやばいことになったとか。
ノートPCと外付けHD欲すい。 今の環境に感謝できることがすばらしい! 家族を大切に(何 私のPCは幾度となく死線をくぐっておりますorz
買い替え時でしょうか; 凄いとの言葉ありがとうございます。 そう、こういう人を書かせて私の右に出る人は……いっぱいいるんだろうなぁ(をぃ とりあえずこういう人だけにはならないほうが(何 そして、続きが楽しみとの言葉、感動で涙がちょちょぎれます。 前回と変わって今回は、とんでもない家族関係ですなぁ・・・。
ここからどんな展開になっていくのかとても楽しみです! ろくな人出てきませんね、この小説;;;
どんな展開を見せるのか、お楽しみにw ふ、不幸の香りがしますね…。
小説もPCも…(泣)。 エミリ…、無事でしょうか。 ヘンゼルとグレーテルが脳裏を過ぎります。 (…いや、あれは森に置き去りだったっけ?) 私はついに小説バックアップ用の外付けHD(USBメモリーっていうのかな?)買いました。フロッピーだと容量が少ないからものすごい枚数になってしまって。 高かったけど、PCが壊れたとき、小説が守られれば安いものです! 忙しい中来てもらっちゃって、ありがとうございます。
不幸の香りがする作品しか書けません; エミリとアレンの行く末がどうなるのか、気が向いたときに見てやってください。 私も外付けHD買う覚悟を決めました。 CD−RWに焼く付けるのに限界を感じたので;; |
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